歌詞解釈まとめ。
とりあえずのまとめです。
そのうちちゃんとしたコンテンツにするはずです。・・・たぶん。
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ご意見ご感想お待ちしてます。
「ここはこうじゃない?」とかいう意見もお待ちしてます。
「天体観測」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
BUMPの出世歌。といってもいい最も有名な曲。 恋愛の歌と見られることもあるようだけど、藤君本人が否定してるのでそれはないです。少年の成長ソング。 思うに、この歌の解釈は相当ムズイ。いろんな見方ができるもの。 歌中の「君」というのが男とも女とも取れるし、この「君」は「弱い自分」だという解釈もあるし。
まぁ細かい解釈はあとでやるとして、(やるの?)この歌で俺が一番好きなところは、
「見えないモノを見ようとして」「知らないモノを知ろうとして」望遠鏡をのぞくのに、「見えてるモノを見落として」いる。というつながり。 あぁー言葉遣いが下手だからうまく説明できねぇー (俺が言いたいことを察してください。)
あとイマというほうき星を追いかけるとき、初めの詞は「二人」で追いかけていた。 次に出てくるときは「一人」で追いかけている。 そして最後は「二人」で追いかけている。んですよ。 くはーやられるわー。このくだり。 (そう考えると「君」っていうのは「弱い部分」という解説が合いそうだなぁ)
この歌。BUMPにハマったころから何度も解釈を試みてるんですが、いまいちコレだ!と思えません。深い歌です。 |
04.10/4 |
「キャッチボール」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央・増川弘明 |
「二人でキャッチボールをしている」という状況から「会話のキャッチボール」という視点に広げる歌。 こういったひとつの言葉で二重の意味って言うのが俺大好き。 この曲を解説するなら「カーブのような愚痴」と「消える魔球のようなやさしさ」というところにふれずにはいられないと思う。 歌中にも出てくるけど、カーブはとりづらい。もちろん愚痴だってなかなか受けいれらるもんじゃない。 君が「取れないと思って投げるカーブ」を「必死で取る」僕。「とれなくてもいい」と思って欲しくないから。 「理解されないと思って言う愚痴」だって、「必死で受け止めて」あげたい。とかそういう感じだと思う。(ここまで書くのも野暮だな。)
一方「消える魔球のようなやさしさ」 やさしさはさりげないもので消える魔球のように見逃してしまいそう。でもそれも必死で追う僕。
カーブも消える魔球も取れないとキャッチボールにならない。中断されてしまう。 愚痴、やさしさも同じ。受け止めてあげなきゃいけないもんだと思う。 そうしていけば「距離ははなれても心は近づく」のです。 「声」は遠くなり「コエ」は近くなる。心のキャッチボール。
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04.10/4 |
「ベンチとコーヒー」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
「藤原から直井への誕生日プレゼント曲」らしく、歌詞中の俺=藤原、おまえ=直井らしいです。 歌詞も実際の藤原の1日らしいです。 「ダメな俺」を歌うけど、こんな1日も「オマエ」は笑ってくれるんだろうなぁ。こんな思いもお見通しなんだろうなぁ。 いつもの顔でコーヒー飲んで隣にいてくれるんだろうなぁ という感じ。 あったかいな!いい友達だよ!そしていい歌! 気を使わないいい仲なんですなぁ。 |
04.10/4 |
「ダンデライオン」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
名曲。カントリー風のノリのいい歌で音だけを聴くとノリノリだけど、切ない歌詞が組み合わさってます。 友達のいなかったライオン。 強そうに見えても初めて逃げないでいてくれた「お前」のやさしさに涙するライオン。 次の日にはプレゼントを渡そうとする。 つり橋から落ちても真っ先に「お前を泣かすものか」と考える。 外見に似合わずとてもやさしいのです。
「お前のような姿に生まれ変われれば愛してもらえるかなぁ・・・」 外見で判断されたライオンの悲しい最後の言葉。人でも一緒です。
最終的にタンポポに生まれ変わり、ハッピーエンドです。 一面に仲間いますし。
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04.10/4 |
「Title of mine」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
自ら一人を望んだけど、やはり人に触れていたいと気づく。それを恥じるけど、気づくと君に触れていたいと思う自分がいる。 この感情はナンダ!? 答えは簡単。「孤独を
望んだフリをしていた」だけで、ホントは人に触れていたかったのです。 「その手に触れて
いつか離れる時が来るのが恐かった」だけだったのです。
最後には「誰も居なくて
一人なら、こんな歌を唄う俺の生きる意味ひとつもない」と一人では生きていく意味はないという気持ちを持って終わっています。
この曲、藤君が本音で書きすぎて歌うのを嫌ったそうです。 俺もスゲーわかる。この気持ち。 俺の場合は「一人でいたい」って場合が多い。それは俺のコミュニケーションが下手だからで、あって気まずくなりたくないからです。 だけどずっと一人のままでは生きる意味はないのです。人に触れて、奪い合ったり
騙し合ったり 些細な事で 殺し合ったり 触れてみれば 離れたり
恐くなったりしながらも人に触れていかなくちゃいけないんですよね。 ガンガンコミュニケーションとらんといかんですね。コレ俺の人生のテーマ。
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04.10/5 |
「リリィ」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
この歌の主人公は「自分も人も上手に騙し」演じてたわけですが、彼女には見抜かれているんですね。 いくら「ツクっても
気取っても」「かわいいヒトね」と、「自分の歌に格好悪く
脅され」ても「格好いいよ」と受け止めてくれるのです。 まぁなんてすばらしい彼女! こんな人理想!
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04.10/6 |
「とっておきの唄」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
出だしが「ゆっくりでいいから君が本当に 笑って泣ける二人になろう」と始まり、 「なんでもない日も記念日にしよう」「どこへいこうか?君がいればどこでも。」と歌います。
好きなのがこの部分 「誰でも見かけホド強くないし 自分で思うよりも泣き虫だから
『1人で大丈夫』なんて絶対言わせない 嫌がったってムリヤリ連れていくよ
」 このいいまわしにゃやられるなぁ。うまいなぁ。
歌詞中に出てくる「地図にもない場所」って言うのは、思うに心の中とかそういうのだと思います 歌詞的に決まった場所じゃあないし。この表現があうような気がします。(うまくいえないですけど。)
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04.10/9 |
「スノースマイル」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
「ラブソングといって欲しくない」という人がいるけど、その意味はわかる。 「愛の歌」っていうわけじゃないと思うんだけど、愛を感じる。
前も言ったけど雪は降らないのです。そんな夢物語を思いつつ彼女は消えてゆく。
(ちなみに「スノースマイル」=「雪の笑顔」=「消えゆく笑顔」という解釈があります。)
今考えたんですけど、雪のない歌ならタイトルからも雪を取ってしまえ。「スマイル」 雪はなくとも笑顔は残る。 そう、歌詞と一緒です。 「笑顔」という「思い出」は「ポケットに」残るのです。 あぁいい歌。
「冬が寒くてよかった」のは君と別れる寂しさを寒さの所為にできるから。だったのかもしれませんね。 |
04.10/9 |
「Ever lasting lie」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
物語調の歌詞です。あらすじは各自読んでください。 恋人のため努力します。奮闘します。 それでも報われない悲しさ。 いつしか目的も忘れてしまう。 「二人は大丈夫」というのも嘘になってしまった。 いや、初めから嘘だと知っていたのかもしれない。それでもおまじないのように呟き続けた。 永遠に眠りについた彼女の「Ever
lasting lie」、永遠の嘘となってしまった彼氏の「Ever lasting lie」 この意味重複もツボです。 |
04.10/10 |
「ノーヒット・ノーラン」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
みんなに期待されるスラッガーの話。いうなれば「孤軍奮闘」 「逃げたい だけど僕はスラッガー こんな僕は存在しちゃいけない。」 「『たのむぜ!』『まかせろ』って言っても手は震える。」 スラッガーだって同じ人間なんです。 ただスラッガーは知っている。「怯える自分に逃げ場が欲しい」でも「臆病なボクにナニガデキルンダロウ」 答えはわかりきってる。「なにもできない」んです。
ただみんなにそうなって欲しくない。ライトが当たっても臆病になって欲しくない。 それを知って欲しいからスラッガーは「まかせろ!」と胸をたたくのです。 誰だって「スラッガー」になる場面はあるのだから。
勝負の前に聞くといいかもしれないね! 入試の前とか! |
04.10/10 |
「グングニル」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
これも「孤軍奮闘」的な主人公。 いかにも胡散臭い地図に魅了され船を出したドリーマーの話。(セイリングデイと微妙に似てるよね) 誰もに罵られようとも、自分の道を行く信念。そう、それは何でも貫く伝説の槍『グングニル』のようだ。 ・・・という解説が似合います。実際こいつの信念はすごい。 誰もに馬鹿にされても自力で船を作り、出発したのだから。 そして気づけばまわりも彼に魅了される。 信念のある人には自然と人が集まるものです。
小手先でごまかしてるようじゃだめだね。やっぱり。 |
04.10/10 |
「グロリアスレボリューション」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
歌詞は、「自分でつけた手錠なんか捨てて、自由に飛びまわれ!」みたいな感じで、この辺からは革命推進の意思しか読みとれないっす。 ただ、この「革命推進野郎」にも自前の手錠がついて、それはもう外れない。と言ってるんです。 革命革命言ってても結局そういうやつにも"自前"の手錠(=行動を"自分"で縛ってる。)があるという皮肉なのか。 でもそれだと、結局「革命しよう!というやつへの皮肉」であって、「革命をすることへの皮肉」にはならないんだけどなぁ。それでいいのかなぁ。
歌詞の最後に出てくる「レアリズム」をgoo辞書で(毎度おなじみ)調べてみると、 =現実主義。ときて、現実主義を引くと
げんじつ-しゅぎ 【現実主義】
(1)現実を重視する態度。リアリズム。 (2)理想やたてまえにこだわらず、現実に即応して事を処理しようとする態度。リアリズム。
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こうでてます。
あれか、Aの理論で行くと、理想(=革命)ばっかり言ってないで、もっと現実を見て生きていけ!というメッセージか!? (お!それっぽいぞ!)
つまり、革命革命言ってるやつも、なにかしら自分を縛っていて、本当に自由には飛び立てない。 なら「革命(=周りを変える)よりも自分が意識して変わっていけ。」ということか。
・・・話し飛びすぎか?
でもそれだと手錠をはずすことにいい意味も出てくるし、いい感じの歌詞に仕上がってる予感。
あ!わかったかも! ここの革命は歴史上とかの「○○革命」とかでかい革命じゃなくて、『自分の意識を変える革命』を推進してるのか。
「革命に皮肉」っていうのは、周りが変わっても自分が変わらないと何の意味もないからそこが皮肉になってるわけかぁ。 あぁーなんか俺満足。完全に自己満足だけど超満足。
やべーグロリアスレボリューション熱いわー |
04.11/4 |
「ホリデイ」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
この唄の主人公は冒頭から「失敗しない 後悔しない
人生がいいな」と、人生に疲れてる感じなんですが、ちゃんとそんなのは「有り得ない」ってわかってるのです。 もらった花も3日で枯らせてしまいますが、「水の遣りすぎ」で枯らすのです。 世話をしなくて枯らすわけじゃないのです。
まさに「巧くいかない
日々が繋がってる」んですね。この人。 『夢の中では花も咲くし、失敗もしない。 このまま夢の中で過ごそうか・・・』と考えます。
『雨が降ってても、時計が止まってても起きないから関係ない。 まぶたの裏では俺はりそうどおりなんだ・・・』
でも、こんな巧くいかない日々でも「いっそ止めてみたら
なおさら酷い」 そう思ってても「だめだ、眠れない」と心底ではちゃんとわかってるのです。
そこで起きようと思い、帰りに花と電池を買うことを決めるわけです。
決めておきながら、「あと2回寝返りしたら、あと3回寝返りしたら・・・」と最後は心の弱さとの葛藤になる人間の弱さ(?)みたいなつなぎ方。
人間って大体こんな感じなんだろうなぁ。とすら思ってしまうこの歌詞。 理想はあるが、理想どおりには行かない。妥協してこの程度でいいや、としてしまう。 「しなきゃいけない。」とわかっても、すぐには行動にはうつせずにだらけてしまう。
そんな現代人に対するメッセージの唄なのかもしれません。
「そう思ってるのはキミだけじゃないんだよ。」的な。 |
04.11/16 |
「ベストピクチャー」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
この唄はストーリー調です。 安アパートに住む貧乏絵描きが大成して、お城みたいな家に住むようになります。 それと同時に周りに縛られ自分の描きたい絵がかけなくなる。「こんな絵を描け」と。
もう嫌になって筆を折ろうとすると筆の声が聞こえた気がした。「ずっと見てたよ 絵が好きなんだろう?」
そう、絵が好きだから絵を描くのです。お金のためじゃないんです。 本質に気づいた主人公。そう、ここには絵を描かずにいられない景色がある!
俺の解釈ですが、ベストピクチャーとは「最高の景色」という意味も含まれていると思うのです。
最高の景色で最高の絵。そういう意味で最後に2回繰り返す「ベストピクチャー」
そう考えるとかっこよくないですか!?
しかも「折ろうとした筆が こう言った気がした」の歌詞。 「気がした」って何か深い気がする! そりゃ筆はしゃべんないから「気がした」だけなんだろうけど、やっぱり深層心理では思っていた「コレじゃいけない」ってのが、貧乏時代から愛用し続けていた筆を見て思い出された。って感じなんだろうか。
(「ずっと見ていた」ってことはずっと使ってたってことだよね?) |
05.2/13 |
「LAMP」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
「止まらぬ涙を乾かす為」にランプをつける僕。「なけなしの勇気」で火をともします。 何故こうなったかと言えば「思いつく限りの夢や理想を詰め込んだポッケに穴が開いていた」からだし、 「もらえる限りの愛や安心を入れたカバンをひったくられた」からだ。「なきそう」だし「くたばりそう」だ。
そしてランプに火をともそうとする。するとランプのせいが現れる。「ハロー僕は君の中に潜んでいた情熱のランプだよ」 そいつは僕が落としたり、ひったくられた道を照らしてくれると言う。
そしてランプの精と僕との会話。
「君が強く望みさえすれば 照らし出そう 暖めよう。
歩く為の勇気にだってなるよ。」 「約束しろよ ハートのランプ も一度僕を歩かせてくれ 」 「変だな僕は君自身だよ自分が信じれないのかい」
ランプの精=僕自身? もうわかるでしょう。ランプとは自分の心だったんです。 心を燃やす=やる気 なんです。 (たぶんやる気なんて言葉じゃ収まらないなにか。内から湧き出る力みたいな)
「僕」もそれに気がつくわけで、「君が僕に呼びかける声」でもなく「僕が君に呼びかける声」でもなく「僕らが僕らに呼びかける声」になっています。ランプの精と一体化するわけです。 ランプの精(自分に眠る情熱)の声が「ようやく聞こえた」ランプの精は自分自身の情熱だと言うこと、自分にも情熱が宿っていることに「やっと気付いた」 「自分自身知らなかった自分自身」にも気づいた。
「僕の中の情熱のランプ」に今にもマッチは芯にふれます。火がともるのです。
この立派とはいえない、むしろ情けない主人公。ハートのランプに火がともったらどうなるのでしょうか・・・ |
05.3/18 |
「モラトリアム」 レミオロメン 作詞:藤巻亮太 |
そもそも「モラトリアム」の意味は「大事なことを引き延ばしに引き延ばして、やらない状態」らしい(はてな参照)
二人いれば足りない部分もうまる。でもそのうまくいく時間は長続きするもんじゃない。 当たり前のようにやさしくしていたいけど、「疲れた」と口にしてやさしさを裏切ることばかり。 何をやったらいいかわからなくなるときもある。でもうまくやるだけがすべてじゃない。 大事なのは「心」だ。 心を失ったらこの世にいる意味がない。
・・・えぇと、サビ前までをまとめてみたんですけど、これまでて「僕」は「君」に対して素直になれてないわけです。 「大事なことを引き延ばしに引き延ばしてやらない」のです。その「大事なこと」と言うのは「君の名前を叫ぶ」こと。 闇の中で君の姿が見えなくても声をからして叫ぶ。 うん。いいなぁ。
2番。サビ前では。 「辻褄あわせでなく、本音で話せば心が触れ合う。」と歌います。 そして「君」を探す。闇で姿が見えなくても必死で探す。地図が見なくなっても探す。
もうこの時点で「モラトリアム」ではないのです。大事なことを今やってるんですから。 僕らは「未来を」探すんです。(僕じゃなくて僕らです。当然っちゃあ当然ですが)
そして最後。 「掛け違い
隠れて
時に遠回りした それでもきっと愛で繋がって」 いい表現だなぁ。 自分で遠回りしたことはわかっている。それでもきっとまだ愛で繋がっている。愛の力は偉大ですね。 |
「粉雪」 レミオロメン 作詞:藤巻亮太 |
初めて歌詞を見たときは片思いなのか両思いなのかすらわかんなかった。 読んでるうちにわかったけど難しい歌詞ですね。
なんどもいうけどこの歌詞レビューは俺が思ったことなんであってるとか間違ってるとかはおいといてください。
「ここはこうじゃなくてこうなんじゃね?」とかの意見は大歓迎ですが。
では本文。
同じ空を見て同じ場所にいてもすれ違う二人。君のすべては知らないけど出会うことはできた。
素直に気持ちを言い合わないと何が起こってもむなしいだけ。
雪のように心を白くしたら、孤独も二人で分け合えるんじゃない?
君の事をうわべだけじゃなくて心深くまで知りたい。心でも出会おう。
(でも)「分かり合いたい」なんてうわべの意見だったのは僕だ。
手をつなぐだけで僕らはつながってるんだ。
粉雪はあまりにもろく、アスファルトの上ですぐにシミになって消えてしまう。
たよりなく心はゆれるけど、それでも君の事を守りたい。
心を白くしたら孤独も空へ返せるはず。
さーて相変わらずわけのわからない歌詞意味訳から入ってしまった・・・orz
これやる意味ないだろ? まぁ俺の頭整理ってことで。 それにしても「心を白くしたら」ってなんだよorz
----ここから本題----
好きなのは1番の「根拠は無いけど 本気で思ってるんだ」
「すれ違う→でも1億人から君を見つけた。」 次に入るからこそ「だから何ってわけじゃないけど、本気で出会えてよかったと思ってる」みたいな意味があるよね。この一文。または「本気で君に会えたことは奇跡だと思ってる」みたいな?
「思ってるんだ」ってのは歌詞にあるけど「何」を思ってるのかは出てないんだよなぁー あー深い歌詞だなぁ。
同じように次。「君のかじかんだ手を 握りしめる事だけでつながってたのに」
もちろん手を握り締めるから手はつながってるんだけど、その前の文で「わかりあいたいとうわべをなでてた」と言ってるんですね。
その後の「手を握るだけでつながってる」 とくればもちろんつながってるのは手だけでなく心もとなるわけさ。
「手を握るだけで身も心もつながって幸せなのになんで『わかりあいたい』とか思ってたんだろ・・・手をつなぐだけで十分じゃないか」って感じの物語の主人公の意見が聞こえてきます。
で、2番サビで粉雪の儚さを歌う。(永遠を前にあまりに脆く ざらつくアスファルトの上シミになっていくよ)
で、その後のサビで「時に頼りなく心は揺れる」と自分の心も粉雪のようにすぐに消えてしまう弱いものだと認めた後の
「それでも僕は君の事 守り続けたい」
「それでも」ってこんなに感動する接続詞なんだね。 どんなに心が揺れても「君を守り続ける・この気持ちだけは本物だ」って決意の表れだよね。感動するね。 この一文でごはん3杯いける。もちろん前後のとつながりがあるからだよ!? この一文のおかげだけじゃないよ!?
この感動の1フレーズの後にまだ続くラストサビ。ここで終わってもいいような気もするよね。
でも最後は最後でちゃんと意味がある。
「粉雪 ねぇ 心まで白く染められたなら」ってのは1番サビと同じフレーズなのよね。
1番サビのこの後に続くのは「二人の孤独を分け合う事が出来たのかい」
「心が白く染まったら、二人の孤独を分け合えるのかなぁ」と歌ってたわけです。二人に孤独はまだあるんです。分け合って軽くしてるだけで。
しかしラストサビでは「二人の孤独を包んで 空に帰すから」
孤独は空へ帰す。 包むってのは「粉雪」と関係してるんじゃないかと思う。
粉雪で包んで空へ帰す。粉雪はすぐに溶ける。 空へ帰った孤独も粉雪のように溶けてなくなる。
二人の間に孤独がなくなれば、あとはもうハッピーエンドまっしぐら。 ってことできれいに曲が終わります。
あーもー ホントにいいよ。レミオロメン。 最高だ。 |
05.12/13 |
「R.I.P.」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
まず「R.I.P.」を調べてみると「Requiescat in Pace」の略で「安らかに眠れ」という意味だそうです。
単純に鎮魂歌的な歌なのかな?と思った。
聴いてみたら全然チゲーでやんの。
いろんな人の解釈を見たけど「よくわからん」ってのも多かった。確かによくわからん。
いろいろ考えて、いろんな人の解釈を見て、ようやく1つの答えが出たので書きます。
全体的な流れとしては「今いる大切な人に向けて話している。」って内容だと思う。
書き方がよくわかんないのでいつもどおり順に見ていこう。
(歌詞引用は斜体にします。)
「そこ」は過去「ここ」は現在とします。
最初「そこに君が居なかった事 そこに僕が居なかった事 こんな当然を思うだけで 今がこれ程」
「僕の過去の思い出には君は出てこない。君の過去の思い出には僕は出てこない。」
当然のことだけど、それを思うと・・・ って感じで始まります。
そこから過去の自分の話を「君」にしていきます。
「ダイナモ〜」はそのまま自分の小さいころの思い出。探検ごっこやザリガニ釣りしたよね。みたいな話。
「不思議が〜」・・・「不思議だ」と思うことが次から次へとありすぎて、忘れるくらいってことだと思う。
「魔法が解けた」というのは一般的に大人になった。ということだろう。不思議なことは不思議じゃなくなった。
「なんで!?魔法みたい!」っていうのが今では思えることが少ないってことですね。
思い出話は続く
「長靴より傘が好きだったんだ。重ねたら秘密基地みたいじゃん?」
「自転車置き場で猫を見つけたんだよ。内緒で友達になったんだ。」
「言えない秘密は今よりも多かったよ。」
「でも寂しいのは思い出をなくしたからじゃなくて、そこに君がいなかったからなんだ。」
「昔のことは分かち合えないよね。当然だけどそれを思うと・・・」
で、1番サビ終了。 どんだけー って思うような解釈だけどコレが一番しっくり来る気がする。
で、2番。語りかけは続く。(というかずっと語りかけなんだけど)
「ズルの熱で早退したら、太陽に照らされて罪悪感でため息が出た。」
「母の日の朝に内緒で飼ってたネコが死んじゃって父さんとお墓を作った。」
「悲しかったけれど、今ではその思い出は宝物。君もそんな思い出がたくさんあるでしょう?」
「その思い出に僕はいない。でも今はそばにいられる。そう思うだけで世界は輝くよ」
「同じものを見たい。一緒にいるだけでいい。変わってしまうのならそのすべてを見たい。死んでしまうのなら君が居たということを覚えておきたい。」
この「居なくなる」はネコとかかって「死んでしまう」事とかかってると思います。
(まさかここで単純にあわなくなることではないと思う・・・)
次の「ここに誰が居たかっただろう」はお墓に入ったネコに対してのことだと思う。
「こんなとこ(お墓)に誰が入りたい?でも僕も急に死ぬかもしれない。そう思うと怖いんだ」
「君は生きてる。僕も生きてる。そんな当然を思うと、今会えることが愛しい。でもいつなくなるかと思うと怖いんだ-」
「地球で1番幸せだと思ってたあのころ。あのころの僕に君を見せたいぜ。(だって今のほうが幸せだからな-)」
なんだか単純に歌詞の意味を書いただけになってしまった。
まぁいいか。こうすると多少わかりやすくなりますね。
この「僕」はすごく「死」を近いものとして認識してると思う。
それは子供のころの「ネコ」の死が記憶にあるからだと思う。
大切な友達。でも急に死んでしまった。 今僕は生きてる。でも僕も急に死ぬかもしれない。それが怖い。
今、側にいる大切な人も同じだ。
だからこそ「今」を大切にしよう。というメッセージ。生と死を深く考える。
前半で過去のことを散々語ってるけど、最後にいきてくるメッセージはコレなのかなと思います。
最後の「あの日の僕に 君を見せたい」を「過去から2人で思い出を作るため」と解釈してる人もいたけど、それよりも「今」を大切にしようとしているこの解釈のほうが僕は好きです。
(そのほうがカッコイイと思わない?)
過去と現在の話をしている歌詞
その中では「過去」はという単語は出てこないのに「今」という言葉は何度かでてくる。
「今は側にいられる」「今は愛しくて、怖い」
生と死。過去と今。希望と不安。
そんなテーマの曲なのかなぁと思いました。
タイトル「R.I.P.」は死んでしまったすべての人に対することだと思う。
もちろんネコに対してもそうだけど、「いつそっち側に行くかわからない」と考えてる僕だからこそ、すべての亡くなった人に対する「R.I.P.」何だと思います。
うーん壮大だ。 |
10.2/2 |
「arrows」 BUMP OF CHICKEN 作詞:藤原基央 |
正直この動画を見るまで意識して聴いたことなかった。
「あぁバラードか」くらいにしか聞いてなかった。
もったいないことしてたな…
解釈のあと感想書きます。
まず解釈というか意味訳
一応物語調の歌詞です。
主人公が嫌な思い出(これまでの人生)のたくさん詰まった荷物(リュックサック)を、不燃物置き場に捨てに行くところから始まります。
人生の迷子になった主人公。不燃物置き場の前で同じような人物に出会う。
思うに、すでにこの探検ごっこをしている場所は「クズ野郎が集まる場所」みたいなことなんだと思う。
なんでこんな場所(クズの集まる場所)に来たのか聞こうとしたけどバカらしい。
ここにいるってことはどうしようもないやつだからだよな。と。
「行きたい場所は全部廻った」というのは「やることやったけどダメだった」ってことでしょう。
「なんにも無くしてないのに 空っぽの気がした」は、なくしたのではなくて「もとから何にもない人生」だからでしょう。
「俺も大丈夫じゃないけど、大丈夫って言ってあげなきゃ。」となって相手の荷物(嫌な人生)を貸りる。
そして二人でこの場所を離れることを決意する。
お互いの「今までの人生」を交換して探検ごっこ。
でも気づいてる。自分の荷物(人生)じゃないなら大事にしてもしょうがない。
でも「大事にしよう」と思う気持ちは本当だ。
「預けた荷物(今までの人生)はいらない。君さえいれば僕は僕だ。」とだいぶポジティブになってきています。
そしてもう一度不燃物置き場の前。
荷物を元に戻すと、素敵な思い出で満たされていました。
今こそちゃんと「今までの人生にさよならして、このクズ野郎が集まる場所からサヨナラしよう。と決意します。
大丈夫。ここで見つけたものは全部本当だ。
出会ったことも本当だ。
そして迷子だったときに出会ったことも全部本当。
すべてが僕の人生だ。
その気持ちさえあればもう大丈夫。もうこんなところに戻ってはこない。
>「涙と涙が出会ったら架かる 弓の唄」
どうしようもないことが次々起こっても、そこ抜け出すための虹の橋がかかる。
>「行きたい場所は全部廻った後で また会えたら」
(今度は他人の出なく自分の荷物(人生)を背負って)やることすべてやって、それでもまたあったら
>「荷物の無い体ふたつで その弓を渡ろう」
もうこれまでの荷物(嫌な人生)はなくなってるから、その橋を渡ろう。
>「あんなに近い ずっと遠い あの雲にのぼろう」
近いようで遠い。自分がいるべき場所へ帰ろう。
とまぁここまで意味訳みたいな感じでした。
んで感想。
この唄のタイトルは「arrows」 「矢」ですね。
「弓」という歌詞が出てきますがこれは「不燃物置き場」から「雲」にかかる「弓」
つまり「クズ野郎が集まる場所」から「自分がいるべき場所」にかかる「橋」だと思います。
歌詞中にたびたび出てくる「雲」は「本来自分がいるべき場所」としてますが、それだとなんか弱いかな?
あとは読み手しだいで・・・
そして弓は矢を射る。 「矢」は「僕」です。
僕はその橋をわたってゴミダメから出て行くのです。
タイトルが複数なので「僕たち」ですね。 この複数の理由は歌詞を読めばわかるでしょう。
もう1人別人がいると考えてもいいけど、「もう1人の僕」を考えてもいいと思うんですよね。
だから「大丈夫じゃないけど、大丈夫って言ってあげなくちゃ」って思うんでしょうね。
あ、そう考えると「不燃物置き場の前」で出会ったのもやっぱり「自分」なんですかね。
よくわかんねー
つまりはすげぇ簡単にいうと「自分の人生投げ出さずにがんばろうぜ」みたいな唄です。
が、簡単に言わないで考えさせる歌詞を書くところがステキです。
考えれば考えただけの正解があるような気がしますね。 |
10.4/12 |
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